いないち日記

大阪で Information Retrieval を勉強する大学生の日記。

2020/03/12-2020/03/15

いろいろな人に手伝いに来てもらって、引越し準備をした。引越をするたびにミニマリストになろうと心に誓うのだが、気づけば物が増えてしまっている。
今回はアメリカへの引越なので家具については全て処分。前回の引越は8月だったのでわからなかったが、この時期のものの処分は大変。例えばリサイクルショップにしても無料引き取りが全然ないし、そもそも予約がいっぱいで二週間後とかになる。結局ジモティーで大方譲ることにしたが、これはこれで連絡対応が大変。

木曜は博士課程で戻ってくる % さんと、たまたま研究室にいた $ さん、# さんで飲む。Graph clustering / generation のチームはますます充実しそう。

2020/03/10-2020/03/12

このところ多くの人にアメリカに行けるのかどうか心配される。住民票・年金・健康保険についてはすべて抜ける申請をしたので、仮に入国禁止になると晴れて住所不定無職である。まぁ実家があるので屋根の下で寝ることはできるが、収入がたたれてしまう上に住む場所を取り直したりしないといけないのでかなり大変になる。

ビザがとれた。今回は前回と違って朝一番の予約だったので1時間足らずで終了。今回は英語での質問があった。

ある日研究室でエアコンのフィルターの清掃が行われていてほこりっぽかったので、久しぶりに図書館で勉強をした。今日選んだ本は F.R.Palmer の Semantics .(川本喬 訳)
最初の部分を読んだ感じ、意味論は何であるかではなくて何でないかについて多く書かれている。例えば意味とは思考あるいは精神による概念とシンボルの連結作用である、という流派に対しては、他人の精神というのは原理的に他者が論じることはできないので論として成立しないとし、概念による定義は概念がそもそも言葉の意味であるので循環定義であるとして否定する。最終的に「意味」というものを考えるのには意味がなく、「ある語の意味」を考えるのには意味がある、とする。

2020/02/19-2020/03/09

修論が終わって日記を書こう書こうとは思っていたがあまり筆が進まなかった。

健康に気を遣うようになった。特に食生活。カット野菜や味の素を積極的に使って自炊のハードルを下げた。

バドミントンをたくさんするようになった。多いときで週五程度。残念ながら最近はコロナウイルスで使える体育館が減っていて頻度は落ちている。特に浪波のクラブチームはレベルが高かった (社会人リーグ1部)。基礎打ちで腕がパンパンに。
あとは体重が増えた (増えてしまった) 影響で筋肉もある程度増えたので、ガットのテンションを思い切って 27 まで上げてみた。ガット事態もちょっといい細いやつにしてみた。これがいい感じ。

人と飲みに行くことが増えた。この間は地元と大学が同じ $ と茨木で夕食。$ と話していて気づいたが、日本の終身雇用を支えているのは実は定期的な昇進制度ではないか (よく批判されているけど)。RPG 的というか、、

奨学金免除の大学院推薦者になった。うれしい。

2020/01/01-2020/02/18

thesis defense をパスすることができたので久しぶりの日記。

更新が止まっていたのはもっぱら論文を書いていたからだった。
最後の最後まで特許データセットで十分な recall を出すことができず、特に年始めは本当に大変だった。
失敗の原因としてはやはり embedding にこわだりすぎたことだと思う。
おそらく embeddings が期待していたとおりにはなっていないので、そこから演算をどう工夫してもダメだった。今から考えれば当たり前だけど、いざ沼に突っ込むと引き込めなかった。

修論もこれまた大変だった。
アカデミックライティングは非常に難しい。
冠詞については幾度となく注意された気がする。

2019/12/22-2019/12/31

一年が終わる。

地元の友達と会って飲んだりした。昔は思い出話で盛り上がったりしていたが、今はそれよりは互いの仕事や将来の話をすることが多くなった。

久しぶりにバドミントンをした。ダブルスでも体力が全然持たない。

2019/12/16-2019/12/21

扁桃腺を取る手術をしてきた。入院前や入院中はいろんなブログや体験記を見てきたので、自分の体験談もつらつら書くことにする。ということで今回の日記は久しぶりに人に見られることを想定している。

きっかけ

町の小さな耳鼻科で睡眠時無呼吸症候群と診断され、大きい病院で検査してみると扁桃腺がかなり大きくて塞いでいることがわかった。来年からアメリカに行くことが決まっていたので、できるだけ早く根本治療をしようと思ったので手術を受けることに。

経緯

前日まで

特になにもなし。

入院当日 (手術前日)

夕食までは普通の食事。それ以降絶食。24時以降は水もダメ。病院のベッドとても快適。病院食もとてもおいしい。生活リズムも強制的に良くなる。いいことずくめではないか!

入院1日目

朝9時から手術。初手術・初全身麻酔で緊張した。手術室で注射をしてもらってたぶんすぐ意識がなくなる。次に起きると手術が終わっていた。看護師さんの話では呼吸チューブを外すときに少し気持ち悪いかもと言われていたが全然そんなことはなく、ぼーっとしていた。

手術自体は結構うまくやってもらったらしく、血はそこまで出ていない。だがやはり喉が痛い。つばがどんどん出てくるのだが、それを飲むのも吐くのもつらい。胃カメラを入れながら扁桃炎にかかっている感じ。飲み薬は飲めないので、下剤 + 筋肉注射で痛み止め。

入院2日目

朝、痛みで起きる。一日痛い。昼、五分粥が出る。痛い。胃自体はぐーぐーとなっているので空腹のはずだが全然食べる気も起こらない。不思議な感覚。
一応ご飯が食べられるということで点滴は外してもらう。

傷口を見ようとしたが、舌がパンパンに腫れていて喉が見えない (多くの方が喉の痛みとともに舌の痛みを訴えておられるが、これは全く同感で、喉の痛みと同じぐらい苦しい)。

入院3日目

朝、起きると喉が痛い。昨日より悪化してる? 声も全然出るようにならない。大丈夫かな。ものを飲み込むのも相変わらずつらい。
ご飯は七分粥に進化。体重は入院時より5キロ落ちた。元が太っていたのでいいダイエットになっている。

喉以外は健康だと思っていたが、頭も全然働かない。やっぱり入院中は体が低カロリー稼働になっているらしい。入院前は読みたい論文やら本やらをどっさり iPadKindle に入れてきたが全然読む気にならない。ということで一日中 Netflix を見る。今日は Suits と銀魂を見た。入院にポケット Wifi は必須。

夕方頃はいちばん喉の調子がいい。ロキソニンが効いてるのかな。

入院4日目

朝、起きると喉が痛い。 4日目にして気づいたがこれは多分病室の感想でやられている。ぬれマスク必須。

うがいを念入りにして、水分もまめにとって、ロキソニンもちゃんと飲むと昼頃には大分ましに。このころから咳が出るようになったので先生に咳止めも処方してもらう。これがまたまずい。

声は少し出るようになってきた。ご飯も全がゆ→普通ご飯に進化。少しだけ食事を楽しめるようになるが、食欲は相変わららずない。

頭の方は少し回復してきたので論文をパチパチ書き始める。X に貸してもらった夢を叶えるゾウという本を読んだ。いい本だった。

夕方、先生に見てもらうと再出血の可能性はだいぶん低いので、明日には退院できるそう。予定より 3, 4 日早い。ラッキー。

入院5日目 (最終日)

朝、起きると喉が痛い。前日ぬれマスクをしていたものの、無意識のうちに外してしまっていたらしい。

午前中に荷物をまとめて退院。