いないち日記

大阪で Information Retrieval を勉強する大学生の日記。

2019/12/16-2019/12/21

扁桃腺を取る手術をしてきた。入院前や入院中はいろんなブログや体験記を見てきたので、自分の体験談もつらつら書くことにする。ということで今回の日記は久しぶりに人に見られることを想定している。

きっかけ

町の小さな耳鼻科で睡眠時無呼吸症候群と診断され、大きい病院で検査してみると扁桃腺がかなり大きくて塞いでいることがわかった。来年からアメリカに行くことが決まっていたので、できるだけ早く根本治療をしようと思ったので手術を受けることに。

経緯

前日まで

特になにもなし。

入院当日 (手術前日)

夕食までは普通の食事。それ以降絶食。24時以降は水もダメ。病院のベッドとても快適。病院食もとてもおいしい。生活リズムも強制的に良くなる。いいことずくめではないか!

入院1日目

朝9時から手術。初手術・初全身麻酔で緊張した。手術室で注射をしてもらってたぶんすぐ意識がなくなる。次に起きると手術が終わっていた。看護師さんの話では呼吸チューブを外すときに少し気持ち悪いかもと言われていたが全然そんなことはなく、ぼーっとしていた。

手術自体は結構うまくやってもらったらしく、血はそこまで出ていない。だがやはり喉が痛い。つばがどんどん出てくるのだが、それを飲むのも吐くのもつらい。胃カメラを入れながら扁桃炎にかかっている感じ。飲み薬は飲めないので、下剤 + 筋肉注射で痛み止め。

入院2日目

朝、痛みで起きる。一日痛い。昼、五分粥が出る。痛い。胃自体はぐーぐーとなっているので空腹のはずだが全然食べる気も起こらない。不思議な感覚。
一応ご飯が食べられるということで点滴は外してもらう。

傷口を見ようとしたが、舌がパンパンに腫れていて喉が見えない (多くの方が喉の痛みとともに舌の痛みを訴えておられるが、これは全く同感で、喉の痛みと同じぐらい苦しい)。

入院3日目

朝、起きると喉が痛い。昨日より悪化してる? 声も全然出るようにならない。大丈夫かな。ものを飲み込むのも相変わらずつらい。
ご飯は七分粥に進化。体重は入院時より5キロ落ちた。元が太っていたのでいいダイエットになっている。

喉以外は健康だと思っていたが、頭も全然働かない。やっぱり入院中は体が低カロリー稼働になっているらしい。入院前は読みたい論文やら本やらをどっさり iPadKindle に入れてきたが全然読む気にならない。ということで一日中 Netflix を見る。今日は Suits と銀魂を見た。入院にポケット Wifi は必須。

夕方頃はいちばん喉の調子がいい。ロキソニンが効いてるのかな。

入院4日目

朝、起きると喉が痛い。 4日目にして気づいたがこれは多分病室の感想でやられている。ぬれマスク必須。

うがいを念入りにして、水分もまめにとって、ロキソニンもちゃんと飲むと昼頃には大分ましに。このころから咳が出るようになったので先生に咳止めも処方してもらう。これがまたまずい。

声は少し出るようになってきた。ご飯も全がゆ→普通ご飯に進化。少しだけ食事を楽しめるようになるが、食欲は相変わららずない。

頭の方は少し回復してきたので論文をパチパチ書き始める。X に貸してもらった夢を叶えるゾウという本を読んだ。いい本だった。

夕方、先生に見てもらうと再出血の可能性はだいぶん低いので、明日には退院できるそう。予定より 3, 4 日早い。ラッキー。

入院5日目 (最終日)

朝、起きると喉が痛い。前日ぬれマスクをしていたものの、無意識のうちに外してしまっていたらしい。

午前中に荷物をまとめて退院。